高齢者のかゆみ、肌あれ

 高齢者になると、新陳代謝が低下して汗や皮脂の分泌が減るため、刺激に対する抵抗力が弱くなります。皮膚が乾燥してきます。これを老人性乾皮症と呼びます。

60才以上の高齢者の95%が乾皮症で、その半数の人がかゆみを訴えているといわれ、お年寄りは肌があれたりかゆくなったりするのは皮膚の乾燥に原因があります。

セルフケアとしては、お風呂で体を洗うときにタオルで強くこすらない、低刺激性の石鹸を使う、またお風呂上りに保湿剤などを使ってもよいでしょう。


また、皮膚の乾燥はあまり見られない場合でも、老化とともに皮膚がかゆくなることが多く、これを老人性皮膚そう痒症と呼びます。

皮膚がかゆい時のチェックする事は、暖房の効きすぎ、衣服や寝具による刺激、石けんの使いすぎ、化粧品やシャンプーの刺激、など皮膚のかゆみの原因とみられる要因がないかをチェックします。

身の回りに刺激になるものや病気などがないのに皮膚がかゆいときは老人性皮膚そう痒症が疑われます。これは原因がわからないお年寄りの皮膚のかゆみのことです。

かゆみは、イライラや不快感を伴い、さらに不眠や食欲不振につながったり、かき過ぎで、ひどくする場合もありますので、この場合は治療が必要になります。

 高齢者が皮膚のかゆみを訴える場合、多くは皮膚の老化による可能性が高いと思われますが、その他に様々な病気の原因もありますので、かゆみがひどい場合は一度、皮膚科の専門医に相談されることをおすすめします。

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